工場見学in福島
スキルアップの歩みこんにちは、NP大日方です。
先週は福島県塙町に構える、国産材最大規模の協和木材㈱様の製材工場の見学へ行ってきました。
協和木材様は山林伐採・収穫から植林を行い、収穫した原木を高性能製材機で高精度加工し高品質な木材製品を生産されている会社です。
山林から伐採されてきた原木が、一次製材加工された板材が大量にストックされた工場内は広大で圧巻のスケールでした。
工場内では柱や梁などに製材する原木をレーザーで切断箇所を加工機に指示し次々と加工されていました。
製材された木材には水分が含まれており、そのままでは使用できないため人工乾燥機に投入します。
木材に割れやねじれが生じて材の品質を損なわないための大事な工程です。
乾燥機は木屑炊きのボイラーで、製材端材やおが粉を熱源に利用し、化石燃料を使用しない地球にやさしいエコボイラーです。
乾燥後は使用の用途に合わせて仕上げ加工されていきます。
その際に含水率測定(木に含まれる水分量)、強度の測定などを行い等級別に選別されて製品化となります。
実際に生産工程を観て、加工機械だけではなく人の手が加わって高品質な製品に仕上がっていくと改めて感じました。
長年その土地を守ってきた木が家の骨組みとなり、そこで暮す家族を守っていくと思うと、とても心が温かくなりますね。